2009年03月01日
伸びる髪ー

今日は快晴の一日でした。
お昼から、青島に行きましたが、サーファーが気持ちよさそうでした。
夕方に、35年以上通う散髪屋にいきました。
ここの店主と奥さんが実に温かく、人情味豊かな上に近所の出来事から政治、文学、福祉のことまで造詣が深く、一人一人に合わせて向き合ってくださいます。
そのご家族にオスの高齢のハスキー犬が飼われていました。
久しぶりに訪ねたので知りませんでしたが、昨年10月に亡くなったということでした。
そのハスキーは、とても臆病で、ひょうきんな一面があったそうで、飼い主の床屋のご夫妻は彼が脳梗塞をわずらって夜中ほえるときは、睡眠薬をつかわず、外で添い寝をしたり、すぐ出て行けるようにソファーで横になるなど献身的に介護をされていたそうです。
最後は、自宅で晴れた穏やかな日に家族に看取られながら、14歳の生涯を終えられたそうで、獣医の先生によると、本当に大往生であった、と。
最近になって奥さんは、この話をするときに涙が出なくなったそうです。
人や犬関係なく命の繋がりの深さを強く感じさせていただくお話しでした。
店の周りには、丹精込めたお花も。
いつも感謝の念を抱くことは、容易ではないですが、自然とそんな気持ちに触れられる所だと、感じたひと時でした。
店をでると、頭も少し軽くなって気持ちのいい夜風が吹いていました。
Posted by いこいこ at 23:21│Comments(4)
│繋がり
この記事へのコメント
人と犬。生命の時計の進む早さが違うことは、どうしようもないことなのだけれど、私も幾度、そうやって、犬たちと過ごし、別れてきたでしょうか。
時間がゆっくりと通り過ぎて、彼らのことをふと思い出す瞬間が時々あって、そんな時、私はとても穏やかな気分になります。
まるで、春の日だまりのような、温かでやさしい、そんな場所に彼らは還っていったのだなぁ、と。
幸運にも、私は親しい人との別れを、経験せずに生きて来ましたが、きっと、人も同じなのでしょう。
私も、あと30年か40年かしたら、そこへ還るのだ、そう思うと、ちょっと楽しみでもあるのでした。
時間がゆっくりと通り過ぎて、彼らのことをふと思い出す瞬間が時々あって、そんな時、私はとても穏やかな気分になります。
まるで、春の日だまりのような、温かでやさしい、そんな場所に彼らは還っていったのだなぁ、と。
幸運にも、私は親しい人との別れを、経験せずに生きて来ましたが、きっと、人も同じなのでしょう。
私も、あと30年か40年かしたら、そこへ還るのだ、そう思うと、ちょっと楽しみでもあるのでした。
Posted by あずさん at 2009年03月02日 09:19
我が家にも今年16歳になる老犬がいます。耳はほとんど聴こえませんが、幸い病気もなく食欲旺盛で、メタボなことが気がかりなくらいです。
でも、やがて訪れる永遠の別れ...その時がきたら我々家族はその死とどう向き合うのだろうか..素直に受け入れられるのであろうか...その時にならないとわかりませんが。。
ですから、今は彼の余生を思う存分横臥してもらってます。
でも、やがて訪れる永遠の別れ...その時がきたら我々家族はその死とどう向き合うのだろうか..素直に受け入れられるのであろうか...その時にならないとわかりませんが。。
ですから、今は彼の余生を思う存分横臥してもらってます。
Posted by nyan_a_a
at 2009年03月02日 23:54

■あずさん
ちょうどこれから命が誕生するころ、草花 から、動物、虫などいろんなものに尊敬を もって触れられたら、そうおもいます。
ありがとうございます。 いこいこ
ちょうどこれから命が誕生するころ、草花 から、動物、虫などいろんなものに尊敬を もって触れられたら、そうおもいます。
ありがとうございます。 いこいこ
Posted by いこいこ
at 2009年03月03日 21:51

■nyan_a_aさん
ありがとうございます。
16歳とは、その一緒に歩んできたみちのり
もいろんなことがあったんでしょうね。
純粋に向き合う犬の存在の大きさは、計り 知れないですね。
本当に16年間の歳月を生きる力って、大 きいですね。
ありがとうございます。
16歳とは、その一緒に歩んできたみちのり
もいろんなことがあったんでしょうね。
純粋に向き合う犬の存在の大きさは、計り 知れないですね。
本当に16年間の歳月を生きる力って、大 きいですね。
Posted by いこいこ
at 2009年03月03日 21:57
