スポンサーリンク


上記の広告は一定期間更新のないブログに表示されます。新しい記事を書く事で広告が消す事ができます。

  

Posted by みやchan運営事務局 at

2015年05月27日

売れないものを・・・




平成10年10月
当時、宮崎市の認可作業所を目指していた、どんこやが開催した「トヨタ エイブル・アートフォーラム」
奈良のたんぽぽの家の理事長・播磨康夫さんがコーディネータで、パネラーに滋賀県のやまなみ工房施設長・山下勝也さん(当時) 日南の黒木房子さん、高岡の坂元金一さんが登壇されて行われた。
内容は、障害者アートを示す言葉として、造語、播磨さんが提唱された「エイブル・アート=可能性の芸術」をキワードに既存の価値観を揺さぶる障害者アートの価値を探るものであった。

私は、実行委員ボランティアとして参加をしていた。
当時の私は、どんこやを通して出会った、障がいある人の表現領域に驚きと感動、自らの気持ちの解放のきっかけを得た感覚があり、フォーラムで展開する話しの一つ一つがバンバンと響いて来たことを新鮮に覚えている。

行為そのものが貴い。
やり続けることからとんでもないものが生まれてくる。
生産性よりも、作ること。
売れないものをいかに作り続けるか。
華飾過ぎる表現とは異る速度、経路で育む表現行為が社会に伝えるメッセージがある。

このときのことがずいぶん、その後の下敷きになった。


最近、坂元金一さんとオハイエ!2の映画を通して、お話しをする機会があった。
坂元さんは30年以上、自閉的傾向の人と絵を描く時間を持たれている。
「いかに売れるかよりも、いかに画面に没頭して、色の選択、線の強弱の表現ができるか。」
「その過程を、いいなーと思って側にいれるか」

この10年、障がい在る方の表現現場に立つ時に抱き続けていた考えを、思い出させていただけた。

17年前の期待感と熱気にあふれたフォーラムのことも思い出した。

当時からすると、社会情勢もずいぶん変わったが、今、改めて必要な考え、視点であると思う。
音楽祭の映画からの導きも一つなのかもしれないなー。
  


Posted by いこいこ at 02:33Comments(0)

2015年05月24日

いちゃりばちょうでぇ (一度、会ったら兄弟)

いチャリば



昨夜(22日)の「オハイエ!2」宮崎市上映に実行員と参加し、その余韻がじわっと体内に広がりました。

本日、その余韻に押され、今回の宮崎上映の最後の西都市に滑り込みで駆け込みました。

昨日とはまた違う一体感を味わえる空間で、映画とあんべさんの歌声に触れました。

「こーんにちはーウフフ・・・ イエ-オホホ」 とてつもない脅威のバリア、一人ひとりに係るバリア、それを音の力、言葉の力が、ちょっとした勇気へと。

今回のこの「オハイエ!2」の上映会を通し、テーマソング「オハイエ」を作られたあんべさんのきめ細やかな心配り、行動に、驚きました。感激しました。

昨日の宮崎市上映では、車椅子のスタッフが弁当を食べる場所がないのではと察して、自ら、場所の確保に動かれたり、上映会中、学屋のゴミをまとめておられました。初対面の実行委員の名前を覚えられて、名前で呼ばれて。

また、今日の西都では、車椅子の男性を階段を抱えて降りて頂く動きの時、終わったばかりのステージ上からさっと駆けつけて一緒に手を貸し降りられました。

心底、人に寄り添う姿勢があるから、すーっと体内に入り込む、歌詞と曲が生まれ、勇気と元気を感じることができるんだろなー、と思ったところでした。

音楽祭の生みだす、一体感。
身体を通して、言葉をリズムを今ある気持ちを通し表出する。リズムが伝染。
「とべとべ とんだー」 39度の掛け流しの温泉に入ったような、ほっとする感覚が2日間を通して感じられ、魂の中心にビューっと突き刺さる問いが向けられたようでした。
  


Posted by いこいこ at 11:27Comments(0)

2015年05月20日

「オハイエ!2」<宮崎市上映会> のご案内




2001年から仙台で始まった「音楽でバリアを打ち壊せ! とっておきの音楽祭」。
障害のある人もない人も一緒に音楽を楽しみ、音楽のチカラで「心のバリアフリー」を目指すストリート音楽祭。合言葉は「みんなちがって みんないい」。
映画はその音楽祭を追ったドキュメンタリー映画です。2007年にパート1「オハイエ!」が映画化され、全国各地で自主上映のよなことで上映されていました。 今回の「オハイエ!2」はそのパート2です。
「とっておきの音楽祭」は2001年に仙台市で始まり、熊本市、鹿児島市、大阪枚方市、山形市、福島市、東松島市など全国十数か所でも、市民ボランティアの実行委員会主催で開催されているもののようです。
今回のパート2「オハイエ!2」は震災後の瓦礫の中から実施した仙台の音楽祭のドキュメンタリーです。
3.11が丁度、エントリー締切日でした。もともと、このパート2を撮る予定のところで、新たなバリア「震災」が発生。安否確認のメールの表示から映画は始まります。
あの日から86日目。住宅が流された方、家族・友人が津波にのみ込まれたかた。余震も続く中、開催について議論をするなか、こんな時だからこそ「とっておきの音楽祭を」との声が高まり開催にこぎつけました・・・・。
あらゆる身体状況の方々が、容赦のない自然の力を前に、希望を傾け音楽を奏でて行きます。
文や言葉では言い尽せません。音楽により、見事に力を受け、みるみる元気を表に出していかれる様子は、言葉がありません。
一人でも多くの方々に是非、ご覧いただきたくご案内をいたします。

音楽祭の音楽プロデューサーの石巻市出身、あんべ光俊さんより、友人の坂元金一(高岡町)に上映の打診があり今回の上映会開催の運びとなりました。
今回は宮崎市の外に日向市、西都市でも上映会を開催いたします。
オハイエとは、「オハヨー」+「イエー!」を合わせた仙台で生まれた元気のでる造語です。 

『オハイエ!2』 ―宮崎市上映会― 
■日時:平成27年5月22日(金)

   18:00 開場
   18:30 開演
     あんべ光俊ミニライブ(20分)
   19:00ごろ
    「オハイエ2」 上映 115分
   21:00ごろ
    テーマソング「オハイエ」を皆で合唱
    21:10ごろ 
         終演
■会場:宮崎市民プラザ(オルブライトホール)
    宮崎市橘通西1-1-2
■チケット:
     ・大人 1,500円(当日1,700円) ※介助の方は無料です。
     ・学生 1,000円(高校生以上)  ※中学生以下は無料です。
  
■主催:宮崎市肢体不自由児・者父母の会(山元)
■共催:宮崎県ボランティア協会(生駒)
    宮崎『オハイエ!2』上映実行委員会(坂元)
■お問い合わせ先 :
    ・090-1976-8450 (坂元金一)
  ◎チケットに関しましては、上記の主催・共催各団体で扱っておりますが、このページをご覧頂いた皆様はここでお問い合わせください。生駒よりお返事をいたします。

※日向・西都上映について
 ・5月21日(木)日向市    
 ・5月23日(土)西都市  
 両市の上映に関しては、宮崎『オハイエ!2』上映実行委員会 (坂元 090-1976-8450)にお問い合わせいただくか、こちらのページに書き込みくださればお返事いたします。いずれも あんべ光俊さんのミニコンサートがあります。

お一人でも多くの方にご覧いただけますことを願います。

今回の映画「オハイエ!2」の紹介ページ https://www.youtube.com/watch?v=jhBD-ZdmvnM

  


Posted by いこいこ at 01:17Comments(0)生きること生の芸術

2015年05月20日

ふれあい食育会




ーみんなおいでよ夢はうすーにて

5月16日(土)の18時から、東大宮地域まちづくり推進委員会・福祉部会の事業の一つ「ふれあい食育会」の今年度第一回を開催いたしました。

今回は、参加者(有障の方等)7名、スタッフ6名、手話通訳1名の14名で行いました。
待ち望まれたよなお声もあり、和やかに会食をする中、漢字当てゲーム、尻取りゲーム、ミニ手話講座、笑いが多く和やかな雰囲気の時間でした。
90を越えられたIさんは、毎日1時間3キロほどを歩かれることには驚きでした。Iさんに限らず80代の方、70代の方もお元気で、前にならった手話を交えて難聴の方とコミュニケーションを取られるなど、自然と会話が弾み橋も進み、笑い声も絶えない一時でした。
  


Posted by いこいこ at 01:13Comments(0)

2015年05月20日

平成27年度 宮崎県ボランティア協会総会






5月16日

県福祉センター2階にて10時~12時

宮崎の福祉・ボランティアの胎動となった協会の創設。
30年以上のあゆみは、県内の介護、障がい、教育、まちづくり、等々あらゆる立場の人達が絶妙のタイミングで絡み合って創りだされてきたもの。
純然たる自発性の「奉仕」が底辺にあり、紡ぎだされたあゆみ。

会長の冒頭のあいさつ「一段あがるのではなく、一段下がって皆、目線を揃えて歩む」

今年度より、より深くかかわらせて頂くことになり、諸先輩方、これまで支えてこられた方の思いにゆっくり近づき。「思い 思いややり 思う」の心を自ら育み、伝播する一助になれたら、そう思う。

写真は総会後の懇親会。塩パンもオードブルも美味しかった。




  


Posted by いこいこ at 01:11Comments(0)

2015年05月20日

あわいや




5月10日

は県総合福祉センターで、
「あわいや 書のワークショップ、お試し書」を行いました。
13時~17時 2階のセミナールーム1にて。
ゆっくりした時間の中、生駒を含め4名がそれぞれの言葉を書き上げました。
・ヤスさん 「にじいろ」95㌢×130㌢
・ノンさん 「つらくても前を向く」95㌢×130㌢
・山ちゃん 「希」45㌢×45㌢
・いこま「機(からくり)の心をほどき放ちたい」








  


Posted by いこいこ at 01:07Comments(0)