2016年02月03日
♪きぬこさん
ふとカレンダーを見ると、あと3日、2月6日で絹子さんの生誕75年の記念日となる。
今年の8月24日は旅立たれて丸10年となる。
早いな-。もう、10年。

最初に出会ったのが18年前。
青葉町の長屋の土間を恐る恐る入っていくとニコニコと迎えて下さった絹子さん。
当時、どんこやの所長だった。
「私たちは何にも頑張ってないとよー」と。
私の愚問にサラリと答えて下さった。
出会って2年ほどして、絹子さんから「書を学びたい」「月謝を払って学びたい」と申し出があった。まだどんこやのスタッフではなかった私にそう、言われた。 この友井さんの声に共鳴して、サトミさんとヤスハルさんが時間を共にした。
絹子さんの個人教室の時間で印象にあるのは、私が、「友井さん、もう少しここをこのような感じで動かしたらいいと思います。」という一言に「はい」と言ってはものすごい集中力で一筆一筆を運ばれていた事。念を送り込むその姿は、なんの衒いもなく納得の行く作品にしようと、私の言葉をよりどころに一生懸命に紙に向かわれていた。その姿が強く瞼に焼き付いて離れない。
書き上げた後には「ありがとうごいました」と言われ、反対に私の方が最敬礼の気持ちに何度となくなった。
身体がきついと言って筆を持たれる時も、書き終えた時には「なんか不思議ね、書いていたらきもちよくなった」と。
あるときは、気持ちの落ち込み切った私を自宅に招いていただき、お酒と食事を出してくださり、とことんまで話しに付き合ってくださった。
私だけではなく、絹子さんを慕ってくる人をとにかく、飲ませ食わせをよくされていた。障がいの有無など関係なく。
しこたま叱られた時もあった。
その時は、言い返すこともできないくらいだった。
全身全霊で背中で、生き方を教えてくださった絹子さん。
境界線を行き来する役割を、と思う私に取って、とても偉大でお手本とする生き方だ。到底及びもしないが。
底の見えないでかい器で、いろんな人を惹きつけたひと。
どんこやの頃から離れない絹子さんの言葉の一つで
「アートはうまれたときから バリアフリー」
人と膝詰めで付き合い、擦れ、浮かび上がったストレートな言葉。
彼女がつけた「どんこや」って、とてつもなく大きな意味をなすものとつくづく思う。
だから、みずからがつけた「あわいや」にも思いを深めたい、共感したい。
自分の土壌をなすものは何か、誰に育まれ、誰と歩み、どこに行くのか。
岡富公園墓地に眠る絹子さんの生誕日を前に、自分の生き方の点検をしなくちゃ。
今年の8月24日は旅立たれて丸10年となる。
早いな-。もう、10年。

最初に出会ったのが18年前。
青葉町の長屋の土間を恐る恐る入っていくとニコニコと迎えて下さった絹子さん。
当時、どんこやの所長だった。
「私たちは何にも頑張ってないとよー」と。
私の愚問にサラリと答えて下さった。
出会って2年ほどして、絹子さんから「書を学びたい」「月謝を払って学びたい」と申し出があった。まだどんこやのスタッフではなかった私にそう、言われた。 この友井さんの声に共鳴して、サトミさんとヤスハルさんが時間を共にした。
絹子さんの個人教室の時間で印象にあるのは、私が、「友井さん、もう少しここをこのような感じで動かしたらいいと思います。」という一言に「はい」と言ってはものすごい集中力で一筆一筆を運ばれていた事。念を送り込むその姿は、なんの衒いもなく納得の行く作品にしようと、私の言葉をよりどころに一生懸命に紙に向かわれていた。その姿が強く瞼に焼き付いて離れない。
書き上げた後には「ありがとうごいました」と言われ、反対に私の方が最敬礼の気持ちに何度となくなった。
身体がきついと言って筆を持たれる時も、書き終えた時には「なんか不思議ね、書いていたらきもちよくなった」と。
あるときは、気持ちの落ち込み切った私を自宅に招いていただき、お酒と食事を出してくださり、とことんまで話しに付き合ってくださった。
私だけではなく、絹子さんを慕ってくる人をとにかく、飲ませ食わせをよくされていた。障がいの有無など関係なく。
しこたま叱られた時もあった。
その時は、言い返すこともできないくらいだった。
全身全霊で背中で、生き方を教えてくださった絹子さん。
境界線を行き来する役割を、と思う私に取って、とても偉大でお手本とする生き方だ。到底及びもしないが。
底の見えないでかい器で、いろんな人を惹きつけたひと。
どんこやの頃から離れない絹子さんの言葉の一つで
「アートはうまれたときから バリアフリー」
人と膝詰めで付き合い、擦れ、浮かび上がったストレートな言葉。
彼女がつけた「どんこや」って、とてつもなく大きな意味をなすものとつくづく思う。
だから、みずからがつけた「あわいや」にも思いを深めたい、共感したい。
自分の土壌をなすものは何か、誰に育まれ、誰と歩み、どこに行くのか。
岡富公園墓地に眠る絹子さんの生誕日を前に、自分の生き方の点検をしなくちゃ。