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Posted by みやchan運営事務局 at

2009年08月27日

ヒグラシの こえ



久しぶりになりました。

日付が変わりましたが。
8月26日
旧暦の7月7日でした。

盆も過ぎ8月も残すところ4日。
今年も3分の2が過ぎようとしています。


午前中の移動中のラジオで蝉は雄だけ鳴くということを言っていましたが、その鳴き声もまばらになってきました。

写真は、アートステーションでのもの
使用済みの氷がちょうど真ん中が空洞になって残っていたので、おもわず小さいライトをおいてみました。
「アイスライト」 点けている間に熱でじわじわ溶けていきましたが、形として残らないこの時の輝きを、涼しげな温かさがなんとも言えず、夏の終わりの余韻を味あわうようでした。

新型、交替、薬、等々、いろんな事が取り巻いています。

どれだけ本気になれるか、今やれることをどれだけ精一杯やれるか。
8月振り返り、思うことでした






  

Posted by いこいこ at 00:02Comments(4)日常より

2009年08月15日

媒介



今日も34度まであがるほどの残暑日です。
午前からいくらか小雨もあり、いくらか過ごしやすい感じもあります。

11日に静岡での6弱の揺れ。
災害が後を絶たない列島にいて、自然の脅威を感じることばかりです。
こんなとこにもか、と思ったのが先日の新聞広告でした。
養蜂業の企業のそれでした。

『蜂群崩壊症候群』
ある日、巣箱を開けると中にいるはずの何万匹ものミツバチが、女王蜂と幼虫と大量のハチミツを巣に残したまま忽然と姿を消している衝撃的な現象が世界中でおきている、という内容のものでした。
忠誠心に富み、組織を大切にするミツバチがなぜいなくなったか、原因が掴めないその現象を今、必死になって関係機関が調査しているとのこと。文中では小さなミツバチの果たす役割を伝えていました。 
「ポリネーション」(花粉媒介)。花から花へ飛びまわるミツバチの受粉によって様々な植物が生まれます。これを「ポリネーション」(花粉媒介)と言いういのこと。身近な、野菜、花、そして森の木々に至るまでミツバチなどの昆虫達の行き来によって命をつないでします。その繋がりの先に人間が在ると。微妙な連鎖が崩れるとその先には人間を含めた命の危機が待っていると。


一読して衝撃でした。ほとんど意識にない、ときどき何気なく目にするミツバチの世界にまで異常な状況が広がっているとは。そんなことを全く知ることなく生活していたことへの恥ずかしさを感じる限りでした。
遠く離れた地に居る蝶がひとかき羽を揺らいだ時に起こる風が、伝わってくる、ということを聞いたことがありますが、正に、地球上にある全てのものがあらゆる形で繋っていることを改めて知らされたようでした。
自分自身ができることは小さいですが、意識をいかにもつか、持ち続けるか、繋がるか、だと思いました。

64回目の平和記念の日。
平穏で和やかな日も1日1日、1人1人から始まります





  

Posted by いこいこ at 17:00Comments(0)繋がり

2009年08月09日

64年




今日は朝から雨です。

延期になった花火大会も中止?のようです。


政治の話しに被さるように1週間、薬に犯されている現状を現す報道が続きました。



写真は、6日の朝、8時15分前の東の空の様子です。
その日と今日、64回目の平和記念の日が巡ってきました。



自分が生まれる前のそう遠くない時にあったその時。
一瞬にして何もかもを奪い去ったその時。
その当時から命をつないでおられるかたの証言や当時を映した映像などで想像はできますが、神経の隅々まで及ぶほどに感じいることは出来えません。ただ、知ろうとしなければならないと心のそこから思っています。


5日の夜の番組に、90歳の女性が広島市内の慰霊碑にお水を毎朝数箇所ずつ回って上げられているお姿が映しだされていました


爆心地近くにいて、その時を奇跡的に救われた彼女は、すぐに外に出てあたりを歩いたら、道に倒れている人々から水を求められました。必死になって水を汲み、僅かに動く手を伸ばす人々のもとに届けようとしました。すると、近くにいた方から、「そんなことをしたら死んでしまう やめろー」と言われ、結局、彼女は、焼けただれ、苦しんでいる人のもとに水を届けることはできなかった、ということでした。 


このことが、戦後64年、ずーっと彼女の中に償いの念が消えることなく残り、欠かすことなく続けているということでした。

何もかもが異常な状態に陥り、まともな感覚、感情、動きができなかったことが招いた、黒い黒い闇のような世界。
時間が経って、何事もなかったような今がありますが、とてつもない、闇の力は、心の深い深いところから拭い去ることはできないものだ、とただ、そう思うことしかできませんでした。





  

Posted by いこいこ at 16:16Comments(2)生きること

2009年08月03日

こえにこえられぬ



8月月に入り、蝉の鳴き声が残暑を余計に感じさせています。

今朝は朝から雲がうっすらとかかる天気で、時より覗く日差しは突き刺すようでした。



写真は先日、機会があって訪れた鹿児島市にある南州神社に建つ碑です。



  ぬれぎぬを
  干そうともせず
  子供らが
  なすがまにまに
  果てし
  君かな

           勝海舟



西南戦争で散った西郷隆盛に勝海舟が贈った言葉です。自らの本意ではないが、自分を慕う若者達が走りだしたことに潔く身を預けた西郷さんを想ったものです。

この碑のすぐ横には江戸城無血開城に尽力した西郷さんへの功績と感謝を込めて、昭和10年に当時の東京市から贈られた常夜燈がたっています。
雄大にそびえ立つ桜島を見渡せる高台にある神社には、官軍と戦い散った人々の墓標も並んでいます。

御神体でもある西郷南州を囲むように整然と並んでいます。
久しぶりに訪れてみて、これまでに感じたことのない力を、境内、墓地全体から受けるようでした。

132年前の志が今と繋がっていることを感慨深く思い、頂が雲に隠れる桜島をゆっくり眺めていました。



今日も暑い1日でした。





  

Posted by いこいこ at 22:13Comments(0)生きること