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Posted by みやchan運営事務局 at

2009年07月28日

いてう






今年はあと何ヶ月と数えると、早いなー、と思うばかりですが、とはいえ、夏も十分に感じられないままに7月もあと3日となりました。
今日は薄曇りでした。

北部九州と中国地方の大雨は恐ろしい限りで、あっという間の出来事で命を落とされた方には、本当に無念で仕方なかったことです。


写真は、先週2週間前に訪れた小学校に建つ碑です。高岡町市街地から15分ほど、川の流れと緑が迫る10号線沿いにある学校です。
2009年3月31日に130年の歴史を閉じました。
今は、地区の方々の集会所として、バレーの練習場として地区の方々に使われています。時代の流れとはいえ、室内を案内されて巡る校舎にいて、子供の声が過去の記憶になっている寂しさを感じずにはいられませんでした。ただ、一方で長年に渡り子供達を見守り続けてきた校舎に宿る温もりが、優しく包み込んでくれるようにもありました。

学校のすぐ近くには、樹齢800年を誇る国の天然記念でもある大銀杏がそびえ立っています。
過去の台風襲来にも持ちこたえて、大地にどっかり根を張り、空に大きく枝を伸ばし、秋には黄金色の葉が気持ちいいくらいに舞っています。
大木の齢に及ぶまでもなく子供の声は消えましたが、1世紀を超える歳月には、そこから派生した人生が幾重にも重なり共鳴しあう様が浮かび上がるようで、奥深いものを感じずにはいられませんでした。

800年、130年、歩みの中で受けた傷も様々で、喜びも多様だったでしょう。

齢40過ぎの我が抱く心の疲労は、いかばかりか。

疲れ切っていては、空気の旨さも、空の雲も蒼さも、木々の鮮やかさも、流れの安らぎも感性に触れること鈍くなります。

もしかすると、いや確かに、今はすごく疲労困憊な感じにあります。

2週間前の研修でも改めて、自分がまず自分を受け止める大事さを確認しました。

ストレッサーが外れでもってボールは凹んだまま、そんな状態の心のようです。


  

Posted by いこいこ at 23:13Comments(2)日常より